ツッコミ上手は人との距離感を間違わない

失礼なツッコミは甘えから

人は甘えやすい生き物なので。

相手がニコニコしてくれていたら、
楽しんでくれていると思ってしまう。

ちょっと強めにツッコんで
もっと笑ってほしいと思ってしまう。

許してくれると思ってしまう。

親しみを込めたつもりで、

「ちょっと失礼なツッコミ」

になっていることは
実はとても多いんですよね。

間違っているのは言葉のチョイスではなくて距離感

例えば私が、広島の実家について
初対面の人に説明をするとき。

「駅から自宅までのバスは1時間に2本くらいしかありません。
 夜は21時台が最終です。めっちゃ山の中です。」

とヘラヘラ話したりすると、

「ド田舎ですね」

と笑顔でおっしゃる人がそれなりにいます。

これ、
“初対面” “まだ関係性ができていない”
という間柄だからNG。

“何度も会って気心が知れている” なら、
「イノシシ出るとこ?」
まで追加で言われてもOKなんです。

ツッコミそのものがダメなんじゃなくて、
その言葉それ自体がダメなんじゃなくて、
距離感を間違っているからNG。

信頼関係ができているかどうかで、
その言葉がふさわしいのかどうかが変わります。

距離感を間違わないために

距離感を間違わないようにするためには、
「相手と早く仲良くなりたい」
「もっと好かれたい」
という気持ちが自分の中にあると認めること。

そして少しずつその要求を
手放せるといいですね。

相手との距離感をきちんとはかれるようになると、

会話がよりはずむような
さらに信頼関係が増すような

そんなコミュニケーションがとれるように
なると思います。

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